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スズキ エブリイ 燃料ポンプ交換

山梨県甲府市の自動車整備工場「原品自動車工業所」です

おクルマの車検、点検整備、修理はもちろん、県内では数少ない福祉車両事業を自社で行っています。日々の業務を出来る限り分かり易く、ゆる~くご紹介しております(^^)

当店は日本郵便株式会社の保守店をしております。

要は町で見かける郵便局の赤い車車検や点検整備を請け負っているのです。

郵便車両は毎日稼働しているので、定期的な点検をしていても故障などのトラブルが増える傾向にあります。

今回はその中の一つ、燃料ポンプの交換事例です。

車両担当の方より「配送先で車両が止まって動かない。エンジンは回るのだけど掛からない」との連絡をうけ、現地まで直行!

車両はスズキ エブリイ(DA64V)
様子を見ると、報告通りの症状。ここで、エンジンの始動の三大要素、「良い点火」「良い混合気」「良い圧縮」を確認します。

ただ最初にエンジンを回した感じで、「圧縮」「点火」はしている様だったので(もちろん現場での判断は感に頼るところですがw)、経験上よくあるパターンの燃料を疑りました。

現場で燃料が回っているか簡易的にチェックします。

キーをONにした時に燃料を送る為のポンプの作動音が聞こえるか?。 NO~

続いて燃料の回ってくる配管ホースを抜き、再びエンジンをONし燃料がでてくるか?。 NO~

この時点で燃料ポンプが何らかのトラブルを起こしている事は間違いなさそうです。ポンプは電磁式のモーターを使っているので、電源上のトラブルも疑えますが、この手のパターンはポンプモーターによる固着や焼き付きが多いです。

で、現場なので最大限の対策。それは・・・「叩く!」

(昭和の家電はこれで動きましたw)

いや、マジで。

ポンプモーターが固着している場合であれば、モーターが一定の場所で回転を止めているので、外側より振動を与えてやる事で接点を移動させる事が出来れば、再び回り出す可能性があるのですよ。(モーターの構造などはいずれ)

この車両の燃料ポンプは燃料タンクの中にあります。なので、燃料タンクの下側からポンプのありそうな位置を何度か叩いてやります。

すると、「ポンプ動いた!」そのままエンジンを掛け、工場まで移動し入庫。

ほぼポンプの不良と判断できますが、一応単体チェックをし不良を確認後、新品交換となりました。