BLOG ブログ

トヨタ ノア エンジン異音修理です

山梨県甲府市の自動車整備工場「原品自動車工業所」です

おクルマの車検、点検整備、修理はもちろん、県内では数少ない福祉車両事業を自社で行っています。日々の業務を出来る限り分かり易く、ゆる~くご紹介しております(^^)

トヨタ ノア(AZR60)エンジンからの異音修理ですが、この辺りの年式のノア、ヴォクシーに使われているエンジン(1AZ)はエンジンオイルの管理に分かり易く反応してくれますねw

お客様より「エンジンのチェックランプが点灯したうえ、始動時やアクセルを踏むとカラカラカラと音がする」との事でご入庫でした。

中古で購入したらしいですが、しばらくしてからこの異音が出る様になったそうです。

症状を確認すると、タイミングチェーンより音がしている様子。走行キロ数は12万越えなので、チェーンの伸びかな?とも思いましたが・・・

この車両以前に違うノアで同じような症状があったのを思い出し、先ずはそこから疑う事にしました。

エンジンのチェックランプ診断機で覗くと「ソレノイドバルブ」の不良と出ていました。

この「ソレノイドバルブ」はVVT-i(可変バルブタイミング機構の詳細はこちらを参照して下さいw)を正常に機能させる為にエンジンオイルを適正な圧力で送るのですが、オイル管理が悪いと焼き付きなどを起こし機能しなくなる事が多いです。

単体検査をしたところ、反応はNG。なので、外してみると・・・

ありゃりゃ!?根元からポッキリ折れています(´Д⊂ヽ

エンジン側にバルブの頭が残ってしまったので、適当なタップ(ネジ山の修正工具)を差し込み、頭をサルベージw

もちろん新品交換です。で、ここで忘れてはならない事が・・・

それはオイルラインのフィルターです。

このエンジンの中にあるオイルライン(心臓の血管みたいなイメージね)には小さなフィルターが付いており、そこがカーボンなどで詰まりをおこすと、オイルが正常に行き渡らず、「ソレノイドバルブ」の不良やタイミングチェーンなどから異音が出る事があります。(簡単に説明w)

確認するにはパワステ(パワーステアリング)ポンプを少しズラす事になるので、少し面倒ですが取って見ました。

やっぱり

気持ちよくフィルターが目詰まりしていました。清掃である程度キレイにカーボンを取り除き元に戻しました。

エンジン内のカーボンがまだ残っているので、いつか同じ症状が出る可能性があります。本来ならエンジン自体のオーバーホールやリビルトなどの乗せ換えをお勧めしたいところですが、予算の問題もあるので、今回は最低限の修理となりました。

新しいオイルに交換し、異音もチェックランプも問題ない事を確認して終了です。

この車両は12万キロと、それなりに走行していたので、これ位は出て来るかとも思いますが、やはりエンジンオイルの交換はマメにする事をお勧め致します。

エンジンオイルの交換、最近されましたか?

エンジンはクルマの心臓です。エンジンオイルは心臓を流れる血液です。

心筋梗塞を起こさない為にも定期的な交換をしましょう!