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スズキ ワゴンR 回転シート後付け

山梨県甲府市で福祉車両事業の一環として「福祉車両の後付け改造」をしています。

「福祉車両の後付け改造」とは通常の車両に利用する方に合わせ、必要な装置などを後から付ける事で、福祉車両として利用できる様に改造する事です。

今回はスズキ ワゴンR(MH35S)助手席を後付け改造で回転シートにした事例です。

お客様はお隣の長野県の方で、地元の車両販売店様を通して当店に改造をご依頼されました。

販売店の担当者の方にとても熱心にご対応をして頂き、ご利用されるお客様の使用環境や身体状況などを細かくお伺いする事が出来ました。

「お客様はご高齢の夫婦で、奥様の足腰の動きが悪くなり、クルマへの乗り降りも一人ではままならない。いままで旦那様が補助をしながら乗り降りをしてきたが、自身の体力も段々と落ちて補助も大変になってきた。そこで、クルマの買い替えのタイミングで回転シートのある車両にと考えたのだが、一つ問題が・・・運転する旦那様はマニュアル車(MT)しか乗れない。購入希望の車両には回転シートの設定はあるが、オートマ車(AT)のみでMTには設定がない。色々と調べていたら御社で後付け改造が出来ると出ていたので、回転シートの改造は可能でしょうか?」

ここから担当者の方とのやりとりが始まり、何度かの内容確認を行った後、ご入庫となりました。

当社で取り扱っているBraunAbility社製後付け回転シートには「手動式」「電動式」「電動昇降式」と3タイプの回転シートがあり、取付ける車種や利用状況などを考慮して選んで頂く事ができます。

今回のお客様は「電動式」の回転シート「ターンアウトE」を取付となりました。

電動式はリモコンスイッチでシートの出し入れを行う事ができ、回転中にスイッチを離すと任意の位置でシートの回転を止める事が出来る為、シートに乗っている方の体勢を回転途中でも整える事や回転中の挟み込みを防ぐ事などが出来るので、安全に落ち着いて回転させる事ができます。スイッチ操作もIN,OUTのボタンのみなので、高齢の方にも簡単に操作が可能です。

座席には回転するベースの他に座席を前後する為のスライドレールも付いていますので、室内での前後ポジション移動もできますし、車両から出た状態で利用すれば、座面がより外側に移動するので、車いすなどからの座面への移動面積が増える為、より安全な移乗が出来る様になります。(車両によっては90度まで回転しない場合もあります)

取り付け後、販売店様まで納車と同時にお客様の動作確認と利用方法をお伝えし終了となりました。

「希望したクルマに楽に乗り降り出来るようになり、これでまた二人で出かけるのが楽しくなります。」

「旦那が乗せる時に大変な思いをさせて申し訳ないと思っていました。これであれば、回転させる事は自分でも出来ますし、何より大変だった乗り降りの負担も減ってこの人も今までより楽になりとても助かります。」

ご夫婦から頂いたお言葉です。

当店が行う改造はクルマに対して行うのではなく、それを利用する方に向けた改造をと心がけています。

皆様のカーライフがより良いものとなる様に、これからも福祉車両事業を通してお手伝いさて頂きます!

おクルマに対する不安や不便などがありましたら、些細な事でも構いません。お気軽に当店へお問い合わせください。