【左アクセルペダル　山梨】　スズキ　エブリィ編 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

「軽トラ、軽バン」に左アクセルペダルの改造を行った場合のイメージを載せています。

第3弾は「スズキ　エブリィ（R4年　DA17V）」となります。

左アクセルペダルはケガや病気などによる後遺症で、右足でのアクセル操作が困難な方がクルマを運転する場合に必要となる運転補助装置の一つです。

前回同じスズキの軽トラ「キャリイ」では左アクセルへの改造は良い結果となりませんでしたが、軽バンのエブリィではどの様な感じになりますでしょうか？

ではイメージして行きます(^^)

足元の様子です。

タイヤハウスがアクセルペダルの直ぐ横に出ている所と左側にフットレストがある分、キャリイと比べると足元の空間が狭く感じられますね。

アクセルペダルの形状もキャリとは違います。

このスペースで左アクセルがどの様に取付いて行くか見てみます。

キャリイの様にステアリングロッドが邪魔しなければ良いですが・・・

左アクセルを設置したイメージです（仮置きなので、実際に取付けた場合とは違いが出る場合が有ります）

設置したイメージは◎

床面もベース部に対してフラットに出来そうですし、ブレーキ間の距離も上手く取れます。

前回のキャリイで一番ネックになったステアリングロッドも、左アクセルペダルを踏みこんだ位置でも当たりません！

エブリィは車体前方にステアリングギアボックスがあるので、ロッドが室内前方に向かって出ている分、左アクセルペダルを作動するスペースが生まれています。

左側のフットレストは当たってしまいますが、取外してしまえば問題なしです。

斜めから見た様子です。

フットレストが無ければベストな状態で設置できそうですね。

パーキングブレーキもこの年式から手動のサイドブレーキとなっているので、邪魔するものはありません(^^)

ちなみに同じエブリィのDA17Vでも年式が古くなると、パーキングブレーキが足踏み式のフートブレーキになるので要注意です。

フートブレーキの場合は手動式のパーキングブレーキへ加工が必要となりますので、追加作業となります。

今回のエブリィ、左アクセルペダルの改造には適した車両と判断出来ます。

乗込みに関して座面の高さは若干ありますが、N-VANより低い位置になっているうえ、アシストグリップが付いているので、しっかり手で態勢を整える事ができると思います。（身体状況によって変わります）

軽バンは屋根がある為、荷物の汚れを嫌う配送業などに多く利用されています。また趣味の道具を積み込み、気ままにアウトドアを楽しまれる方にも人気がありますね。

ケガや病気など何らかの理由で右足でのアクセル操作が困難な方でも、左アクセルを取付ける事で、仕事や趣味を楽しめる可能性があります。

おクルマに対して不安や不便を感じている事があれば、先ずは当店にご相談下さい！

次回の第4弾も挙げる予定ですので、また見て頂ければ幸いです。

撮影協力　山梨スズキアリーナ東店様

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