【サバンナRX-7　山梨　車検整備】リアドライブシャフトブーツ交換 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

笛吹市のお客様より車検でお預かりです。

車両はマツダ　サバンナRX-7（H3年　FC3S）

ロータリーエンジンの名車ですね。

車検点検でリアのドライブシャフトブーツのインナー（デファレンシャルギヤ側）が左右両方割れていたので交換となります。

パックリ割れています。

これでは車検は受かりませんね。

ドライブシャフトブーツの交換ではシャフト自体を車両から外す事が基本ですが、この車両のリアドライブシャフトのインナーブーツは車両からシャフトを外さなくても作業できます。

デフとの取付ナットを外し、タイヤ側に引くとシャフトのインナーが外れます。

左側はマフラーが邪魔をして少し作業しづらいですが、問題はありません。

ブーツのバンドを緩めて、ブーツをずらすと等速ジョイントが見えます。

ケースにはジョイント部外周にリングスプリングが入っているので、そのスプリングを細いドライバーなどを使い外します。

ジョイント部のケースとリングスプリングです。

スプリングを抜くと等速ジョイントがケースから抜けるので、後はジョイントとシャフトを留めているスナップリングを外すとジョイントがシャフトから抜けて来ます。

ジョイントも抜けて割れたブーツもこの状態で簡単に抜けて来ます。

後は新しいブーツを交換し、逆の手順で組み付けて作業は終了です。

マフラー側はスペースが狭いので作業は少し時間が掛かりますが、右はスムーズに交換出来ました。

車検も無事に受かり、納車となりました。

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