【車検・整備 山梨】ダイハツ ムーブ 水漏れ

query_builder 2022/06/06
車検整備修理施工事例
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ダイハツ ムーブ(H16年 L150S)の水漏れ修理です。


お客様は車検でのご入庫でした。

車検見積もりの為、点検をしていたところ冷却水の水漏れを見つけました。

発見した時は冷却水を回すウォーターポンプからだと思ったのですが、よく見るとウォーターポンプより上側から染み出ている事に気づきました。


これはインテークマニホールドからだ・・・

この当時のダイハツさん、インテークマニホールドの中にあるウォーターラインのプラグ(塞ぎ口)部分、もしくはそこに付いているガスケットの劣化により、水漏れを起こす事が多々あります。

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上から覗いたところ。

漏れ具合は分かり辛いですが、冷却水の滲み跡がみえます。


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下側から覗いたところ。

インテークマニホールドの隅が滲んでいるのが分かります。

こうなるとインテークマニホールドを外さないと修理できません。


点検では他にもステアリングのラックブーツが破けていたりと、車検に受からない箇所が幾つか見つかっていたので、先ずは見積もり金額をお客様にご提示しました。


車検と修理を合わせると決して安い金額ではなかったのですが、「改めて車を購入するよりはやすいから、修理してもうしばらく乗ります。」とのご返答を頂き、作業を進める事となりました。

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インテークマニホールドを外し、水漏れの原因確認をします。


マニホールドは樹脂製の為、経年劣化によりひび割れなどの破損をきたす事が少なくありません。

ガスケットもゴム製なので、劣化でふやけたり切れたりする事があります。


マニホールドを取外すと、案の定ガスケットが破断していました。

ただ、これを交換すれば水漏れが止まるとは限りません。

このマニホールドの厄介な所、それは・・・

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マニホールド側の破損です。

先程破断していたガスケット、これだけがダメになって水漏れを起こしている場合は、このガスケット交換をすれば水漏れは収まります。


ただ、マニホールド側に破損がある場合は、インテークマニホールド自体を交換しなくては治りません(^^;

ガスケットが入る溝の部分が欠けているのが上の画像から分かります。

ここは終始冷却水が高圧で入り込んで来る場所です。

ガスケットが溝をしっかり埋める事が出来ないと、新品ガスケットに変えても直ぐ圧力によって漏れて来ます。


今回は前もってマニホールド自体交換の見積もりをお出ししていたので、新品交換で作業させて頂きました。(内容如何では交換無しでも出来る事もあります)


ラックブーツなどの他の部分も交換し、晴れて車検を受けた後、納車となりました。



当店では車検もお客様としっかり相談しながら作業をしますので、ご安心してご利用頂けます。

車検で気になる事などありましたら、是非一度当店にご相談下さい!


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原品自動車工業所

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