【山梨 車検・修理】スバル VX 走行中の異音

query_builder 2023/01/21
修理施工事例
IMG_7702

甲府市のお客様より

「走行中に後ろからゴーゴーと鈍い音がするので診て欲しい」

との事でご入庫。


車両はスバル VX(GP7)

音の出所の確認の為、お客様と一緒に同乗し会社の周りを一周り。

確かにリア側からタイヤの回転に合わせて鈍い音がしてきます。

この音の現症からハブベアリングと推測し、会社に戻りリフトアップ。

タイヤを空転させて実際に音の出所を下廻りから聴診すると、やはりハブベアリングから大きな音が聞こえて来ました。


お客様にご説明し、ハブベアリングの交換作業となりました。


IMG_7703
IMG_7704

音が出ていたのは右後ろ。

この車両はリアもディスクブレーキですが、パーキングブレーキはドラムタイプなので、ブレーキパットとディスクキャリパーを外し、ローターと呼ばれる円盤を外します。


ローターを外すとパーキングブレーキのブレーキシューが見えるので、それを分解し、ハブにアクセスします。


IMG_7705

ドライブシャフトからハブを外す格好となるのですが、この時点で錆びが出ているのが確認出来ます。

ハブとシャフトを外すのに錆で厄介かと思ったのですが、意外とすんなりシャフトが抜けてくれたので助かりましたw

ガチガチに錆で固着していると作業の手間が倍になるので(^^;

IMG_7706

外したハブです。

丸いベアリング部が錆びているのが分かります。

この状態でベアリングを回すとゴリゴリと鈍い抵抗が掛かるのがハッキリ分かりました。


ベアリングの中には円球のローラーとグリス(固めの油)が入っているのですが、このグリスが水気で劣化し、ローラーのボールが摩耗してしまった様です。

このハブベアリングが劣化するとタイヤの回転に合わせ、ゴーゴーと鈍い音を出す様になります。

IMG_7707

新しい部品と交換です。

しっかり組み直し、シャフト側のサビを落とし、水気が侵入した箇所に防水処理のパッキンを塗り、元に戻して異音が消えた事を確認後、納車となりました。


ハブベアリングの異音を放置していると、最悪、焼き付きなどを起こし、走行中の事故に繋がる可能性があります。

走行中の異音は危険信号となる事が多いので、気になる音がし出したら整備工場に一度見てもらう事をお勧め致します。


室内でのオーディオ音量を爆アゲの方を時折見ますが、この様な異音が消されてしまい、気付かない事もありますので、たまには音量を下げてクルマの走行音の確認をするのも良いかと思います。


当店では車検、整備、修理など、おクルマに関わる作業を行っております。

気になる事などがありましたら、お気軽にご連絡下さい!

当店ホームページはこちらから


----------------------------------------------------------------------

原品自動車工業所

住所:山梨県甲府市向町394-2

電話番号:055-235-0375

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG