【山梨　車検・修理】ホンダ　フィット　セルモーター交換 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

甲府市のお客様より

「先日からエンジンの掛かり具合がおかしい。一発で掛かる場合が多いが、カギを回してもエンジンが掛からない時があり、何回か回すと掛かる時がある。不安なので診て欲しい。」

との事でご入庫

車両はホンダ　フィット（H21年　GE6）

入庫時はすんなりとエンジンが掛かっていたので、一応バッテリーチェック。

バッテリーは問題ない事は判明してたので、おクルマを預かり症状が出るまで様子見となりました。

お預かりした翌日、症状が発生。

エンジンキーを回してもエンジンが掛かる反応がない。

お客様との会話やバッテリーの状況などから、なんとなく原因はセルモーターかなと考えていましたが、どうやら当たりの様です。

手っ取り早く確認する為、エンジンが掛からない状態のまま一度セルモーターを軽く叩きます。

叩いた後、再びエンジンキーを回すと・・・掛かった！
やはりセルモーターの不良と判断。

ただ、一応ほかの原因がないかリレー等の状態も確認します。

セルモーター以外の箇所に不良は見当たらないので、確実にセルモーターが原因とみて間違いはなさそうです。

お客様と相談し、今回はセルモーターをリビルト品にて交換となりました。

交換作業ですが、この車両のセルモーターは非常に見やすい所にあったので、作業自体はそう難しい事ではありません。

ただ、セルモーター本体を車両から抜くのに、エンジンオイルのフィルターを外さないと出て来ませんでした。

セルモーターを外した後は、ミッション側にあるリングギアもチェックします。

稀にリングギア側の不良（ギヤの歯の摩耗など）が原因となる事もあるので。

リングギア側に不良は見られなかったので、最終のセルモーター単体チェックをすると、弱弱しいギアの飛び込みが確認出来ました。

やはりセルモーターで間違いなしで、交換となりました。

交換後は何度かエンジンを回し、問題なく掛かる事を確認し納車となりました。

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