【福祉車両　山梨】トヨタ　ハイエース　車いすリフト車　 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

介護施設様より

「送迎車のリフトが途中で止まって奥まで入らなくなってしまったので修理して欲しい」

との事でご入庫。

車両はトヨタ　ハイエース（THR200K改）車いすリフト車。

様子を診ると、リフトのプラットフォームが車体から10数cmほど出た所で止まって動かなくなっていました。

原因を診断して行き、プラットフォームを前後にスライドさせる為のモーターが機能していない事を確認。

モーターの焼き付きが原因と判明したので、交換作業に入ります。

スライドモーターを取り出すには、リフトからプラットフォームを外さなければなりません。

リフトのアームをある位置まで下げ、プラットフォームがスムーズに抜ける様にします。

スライドモーターが見えて来ました。

リフトのアームより完全にプラットフォームを取外してモーターを交換します。

プラットフォームは重量があるので、アームから取り外す時に落ちない様に移動ができる台車などで支えます。

アームとの取付部が外れたら、ゆっくりプラットフォームを離して行きます。

モーターを交換出来る作業スペースが確保できれば、それ以上プラットフォームを離さなくても交換可能です。

外したモーターと新品のモーターです。

モーター自体の交換は直ぐに出来るのですが、モーターを表に出すまでにプラットフォームを外したりと、多少工程を踏まないとならないので時間の掛かる作業となります。

プラットフォームを外したついでに、スライドするローラーなどが悪くなっていないか一緒にチェック。

ローラーは樹脂で出来ているので、摩耗によるガタや劣化による割れなどが出て来ます。

その様な様子が見れる場合は一緒に交換です。

モーター交換後、プラットフォームを戻し、リフトの動作確認をした後、納車となりました。

当店では福祉車両の改造や福祉車両の修理を自社で行っております。

車いすリフト車やスロープ車など、送迎に利用されている福祉車両の修理はお任せ下さい！

お預かりの間は代車もご用意致します。

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