【左アクセルペダル 山梨】ダイハツ ハイゼットカーゴ編

query_builder 2022/05/20
福祉車両施工事例
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左アクセルペダルの改造が必要となる方は通常の右足でのアクセル操作が困難な方となります。

脳梗塞、脳出血などの後遺症で右片麻痺、病気、ケガ、先天性などで右下肢の神経障害や欠損障害がある方など、何らかの理由で右足にハンデがある方は少なくありません。

その様な方が左アクセルペダルを通じて、健常の方と同じようなカーライフを送って頂ける一助として企画しています。


今回は第5弾 ダイハツ ハイゼットカーゴ(R3 S331V)となります。

前回の軽トラ ハイゼットではなかなか良い相性の左アクセルペダルでしたが、今回はバンタイプです。


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足元の様子です。

軽トラとのタイヤ位置の違いで、以前挙げたスズキのエブリィ同様、タイヤハウスがアクセルペダルの横にせり出しています。

エブリィよりアクセルペダルまでの圧迫感があるような気もしますね。

フットレストが無い分、左側には余裕がある感じですが、どうでしょうか。

左アクセルペダルを置いてイメージして行きます。

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左アクセルペダルを置いてみました。(仮置きなので、実作業の取付位置とは変わる場合があります)


見た感じは非常にマッチし易い感じです。

床面のベース部もフラットに設置できそうですし、左のペダルとブレーキ間は装置の構造上、若干距離が出ますが、ほぼ問題ないポジションにもってこれます。


ステアリングロッドも邪魔にならない位置にありますし、パーキングブレーキは手動式なのでフートブレーキも無く、フットレストも無いので、左アクセルペダルにとって理想的なスペースとなっています。


ただし、右足のスペースは左アクセルペダルの装置の踏み違い防止用のプレートがあるぶん、右足の障害などによっては圧迫感を感じるかも知れません。

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斜めから見た様子です。


右側のアクセルにもしっかりアクセス出来ます。

この車両に関しては左アクセルペダルの施工改造に関しては大きな問題は見当たりません。

挙げるとすれば、地上から床面までの高さがある事ですかね。

手が掴めるアシストグリップも付いていますが、足を上げる高さがあるので、身体能力によっては乗り降りが不便に感じる可能性があります。


右下肢に障害などがある場合、運転席に乗降りする動作も念頭に入れて考えます。

また、右下肢のみだけでなく、右上半身などにも障害がある場合、ハンドルやウインカーなどの操作、運転体勢の保持などなど、利用する方の身体状況に合わせてステアリングデバイスやウインカー延長レバーといった他の運転補助装置を追加する事も考慮していかなければなりません。

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今回のハイゼットカーゴ(S331V)への左アクセルペダルのイメージは良い結果となりました。

実は次回第6弾もハイゼットカーゴなのですが、年式で違いがあるパーターンです。

それはまた次回でお話したいと思いますので、少しの間お待ち下さい(^^;


この様な軽バンを趣味のクルマとして利用されている方が多くいらっしゃいます。

左アクセルペダルを取付ける事で、ご自身の趣味を広げる事も出来るかも知れません。

この投稿でその様な想像を実現できる事に繋がれば幸いです。

左アクセルペダルのご相談はお気軽にお問い合わせください。


撮影協力 山梨ダイハツ販売 甲府本店


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