【車検・整備　甲府市】BMW　116i　セルモーター交換 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

BMW　116i（E87)のセルモーター交換です。

昭和町のお客様より

「エンジンの掛かりが悪く、他所で診てもらったらセルモーターが悪いと言われたのですが、そちらで修理は可能でしょうか？」

とのご相談。

お客様は当店のホームページを見て頂いたらしく、ご連絡を頂きました。

「もちろん、輸入車の修理、車検も承ります」

との事でご入庫です。

お預かりをし幾度かエンジンを掛けるうち、稀にセルモーターが飛び込まない（空回り）する様な症状が出ました。

やはりセルモーターの不良が疑われます。

お見積もりをして、お客様の承諾を得て作業開始です。

この車両のセルモーターはエンジン上側よりアクセスしないと見えません。

インテークマニホールドを外しての作業となります。

インテークマニホールドを外して行きます。

スロットルボディーさえ外せば極端に難しい取付では無いのですが、輸入車あるあるで樹脂の部品は経年で割れやすくなっています。

余計な仕事を増やしたくないので、樹脂で出来ている取付部やパイプなどを慎重に外します。

インテークマニホールドが外れた所です。

真ん中辺りに目的のセルモーターが見えています。

セルモーターは2本のトルクスボルトで止まっているだけですが、ミッション側（後ろ側）からセルを止めているボルトは少々緩め辛いです。

車両下側からも見えませんし、手も入るスペースも少ないので道具を駆使してボルトを緩めます。

いや～、持つべきものはやはり工具ですねｗ

外したセルモーター（右）と新品のセルモーターです。

新品を取付け、インテークマニホールドやスロットルボディーを元に戻して動作の確認です。

何度エンジンを掛けても、すんなりと掛かる事を確認して作業は終了です。

今回はセル自体の不良で空回りの症状が出ていましたが、中には相手側のリングギアの減りが原因の場合もあります。

セルモーターを外した時に相手側のリングギアが見えるので、そちらの減り具合も確認しましたが問題ないと判断しました。

滅多にリングギア側がダメになることは無いですが、もしリングギアがダメになった場合は、ミッションを降ろしての作業となり、費用も大きくかかる事になります。

お客様には作業前に内容をお話させて頂いていたので、セルだけの交換で済んだ事にホッとしていた様でした(^^)

当店では輸入車の車検、修理も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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