【車検　修理　甲府市】ダイハツ　タント　オーバーヒート | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

甲府市の介護施設様より

「メーターに赤いランプが何度か点灯したので見て欲しい。乗り始めは点かないけど、しばらくすると点灯する事が何回かあって不安なので。」

との事でご入庫。

車両はダイハツ　タント　スロープ車（L375S改）

入庫時はチェックランプは点灯していなかったので、担当者様に点灯したランプを一緒に確認したところ、水温計のチェックランプである事が確認出来ました。

水温が一定温度以上あがると、オーバーヒートになる前に危険を知らせる為に赤い浮き子の様なランプが点灯します。（エンジン掛け始めは青で点灯し、平常温度時は消えています）

オーバーヒートになる原因は冷却水の水漏れなど幾つかありますが、今回の原因はラジエーターのファンモーターの不良でした。

原因探求時、まずは水漏れがあるか確認したのですが、漏れが確認出来なかったのと冷却水の量も問題なかったので、しばらくエンジンを掛けて様子を診る事にしました。

レーシングして暫くすると、確かに水温の赤いチェックランプが点灯。

この間に怪しい部分に気付きました。

スキャンツールで水温の上昇を確認していたのですが、本来ならある程度水温が上がると高温になるのを防ぐ為にラジエーターのファンが回るのですが、そのファンが回っていない様子。

ラジエーターのファンモーターに直接電流をあてて、単体チェックしたところ、どうやらNG.

水温センサーなど他の部分には問題なさそうなので、ファンモーターの焼き付きと判断し交換となりました。

ファンはラジエーターの裏に着いていて、部品新品だとシュラウド一体となっています。

部品を交換し、エンジンを掛け、水温を上げながらファンの作動を確認。

ファンの動きに連動し、それにともない水温が下がる事、他に水漏れ等が無い事、チェックランプも消えている事などを確認し、納車となりました。

今回ご入庫した車両はスロープ車で、施設様では毎日利用する車両ですが、修理の間、代車のスロープ車を貸し出していたので、送迎に支障は出ませんでした(^^)

当店では車いすリフト車やスロープ車の代車をご用意致しております。

介護車両の車検、修理も当店にお任せ下さい！

当店ホームページはこちら