【甲府市 車検、修理】ニッサン スカイライン タイミングベルト交換

query_builder 2023/03/10
車検整備施工事例
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甲府市のお客様より

「車検になるのだけど、その時一緒にタイミングベルトも交換して欲しいのですが出来ますか?」

とのご依頼。

「車検と一緒に作業すると車検の経費以外に整備費が掛かりますが、宜しいでしょうか?」

と、お見積もりを提示させて頂きながら、お伺いを立てたところ

「ついでなので宜しくお願い致します。」と快諾されました。


車両は日産 スカイライン(H12年 HR34)

車検整備と一緒にタイミングベルトを交換します。

今となっては懐かしいエンジンですw

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この車両、20年以上経っていますが走行距離は6万キロ程と殆ど乗っていなかったので、今までタイミングベルトを交換した事が無かったようです。


お見積もり前の打ち合わせの時に、走行距離を乗っていなくても経年でベルトが切れる事があるので交換をお勧めさせて頂いておりました。


最近の車両はタイミングチェーンとなっており、エンジンオイルの管理がしっかりと出来ていれば、早々壊れる事はありません。

しかし、この時代のベルトはゴム製なので、経年と共に劣化し走行距離が短くても破損する可能性が高いです。


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クランク角センサーを外し、ベルトカバーを取っていきます。

ラジエーターを外すと作業スペースは十分とれるのですが、ここからが苦労の連続となり、組み付けまでの画像を撮り忘れるくらいでした(~_~;)



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苦労の連続の前にタイミングベルトの様子

ひび割れが進み、いつ飛んでも(切れても)おかしくない劣化具合でした。

やはり定期交換は必要ですね。

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タイミングベルト交換時、当店ではクランクシール、カムシール、ウォーターポンプは必ず変える様にお勧めしております。


どれも交換せずにいると、やがてオイル漏れ、水漏れを起こす事は確実です。

もしベルト交換だけ行って直ぐにオイル漏れ、水漏れを起こすとタイミングベルト交換と同様の作業を行うので、その分再び工賃も同様に掛かって来るからです。


ベルト交換と同時にする事がその後の費用負担や安心に繋がります。


少し話はズレましたが、苦労のその1、可変タイミングバルブ側のスプロケを外す事です。

ヘキサゴンのボルトで閉まっているのですが、これが固くしまっているので、簡単には回りません。


ベルトを外す前に何とか取付ボルトを緩め、作業を進めて行きます。

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画像はベルトカバーが外れた状態ですが、その前に苦労その2

クランクプーリーが固い!

再びここで苦戦していました(~_~;)


必死にクランクプーリーを抜き、カバー全体を取った所でようやくベルト交換となります。


先に緩めておいたカムのボルトは仮締めして、合いマークに合わせておきます。

後程これを外し、カムシールを交換します。

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タイミングベルト、ウォーターポンプ、カムのスプロケットを外したところです。



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先にお伝えします。

これが最後の画像となります(>_<)

ここから組み付けまで集中しすぎで取れていません(~_~;)


クランクシール、カムシールともに劣化が進んでおり、何時オイル漏れが起きても不思議ではない状態でした。


全てのシールを新品と交換し、ウォーターポンプも交換。

新しいベルトも張り、ここから順調に組み直し、動作確認をしてタイミングベルト交換は終了となりました。


試乗ついでに車検場へ。

終始問題なしを確認後、納車となりました。

最近ではタイミングベルト交換が少なくなっているので、苦労はしましたが久しぶりに楽しい作業となりました。


当店では車検、修理とおクルマの整備はもちろん、福祉車両後付け改造も行っております。

おクルマに関する事は当店にご相談ください!


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