【山梨　車検・整備】ダイハツ　ステラ　エンジンオイル漏れ | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

甲府市のお客様より

「エンジンからオイルが漏れている様なので修理して欲しい」

との事でご入庫。

おクルマはスバル　ステラ（RN1）

早速車両を覗いてみると、どうやらエンジンの上側からオイル漏れを起こしている様子。

エンジン上部にあるバルブカバー（タペットカバー）からの漏れと判断し、作業開始です。

カバーを外す為にイグニッションコイルを外すと・・・

プラグホール（スパークプラグが入る穴）にもオイルが入り込んでいました。

この状況がさらに進むとスパークプラグに流れる電流が漏電して、エンジン不調にも繋がってきます。

バルブカバーにはこの様なオイル漏れを防ぐ為にゴムのパッキンが入っているのですが、このパッキンが経年などで劣化すると、ゴムが硬化し、ひび割れなどを起こす為、その隙間からオイルが漏れる様になってしまいます。

また、カバーを取付けているボルトの緩みなどでもオイル漏れが起こる事があります。

外したバルブカバーです。

オイルが全体に回っているのが分かります。

このカバーの裏側にパッキンが入っているので、それを新品に交換します。（写真を撮るのを忘れています(^^;）

カバーを外したエンジン側の様子。

この車両の走行キロ数などを考えれば、エンジン内部の汚れは少ない方ですかね。

オイル交換をマメにしていた様子は伺えます。

この様なパッキンなどの劣化によるオイル漏れは経年では仕方のない事なのですが、漏れを放って置くとオイルの不足によってエンジンの焼き付きを起こす事があります。

また、最悪の場合、漏れによる車上火災になる可能性もあります。

オイル漏れなどが疑われる場合は、一度最寄りの整備工場などで確認して頂く事をお勧め致します。

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