【日産　甲府市　車検　修理】ニッサン　ノート　エンジン不調 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

甲府市のお客様より

「クルマのエンジンの調子がおかしくなり、吹きあがりもしない状態なので何とかして欲しい」

とのご連絡。

お話を聞いていると、全くエンジンが掛からなくなる訳ではなく、アクセルを踏み込むとエンジンが止まりそうになったりするとのこと。

当店に近い場所だとの事なので、何とか工場までご入庫頂く事が出来ました。

車両は日産　ノート（Ｈ25年　Ｅ12）

ご入庫後、早速様子をみてみると、アイドリングは時折息継ぎする事があり、アクセルを開けるとエンジンストールする。

再びエンジンを掛けると普通にエンジンは掛かるがアイドリングは不安定。

う～ん、この車両の持病のアレかなぁ

実は以前これと同車両で同様の症状を修理したことがあり、その時の事例にそのままの症状だったので、先ずはその原因となった個所のチェック。

この車両はスーパーチャージャー仕様となっており、インテーク側へ大量の空気を送る為のパイプが付いています。

エアーエレメントのあるボックスの裏側に入っているので、正面からは見え辛いですが、エンジン右下側からインテーク側へ入る樹脂のパイプラインが見えます。

このダクトパイプの付け根が割れる事が多く、割れてしまうとそこから必要以上の空気が入り込みエンジン不調と上記の様な症状が出てきます。

確認の為にのぞき込むと、やはり・・・

この車両もインテーク側でパックリとパイプが割れていました。

割れてしまうと交換しかありません。

ちなみにですが、以前同じ症状が出た車両は割れた個所を接着剤で無理やり取りけてありましたが、全く持たないで症状を発症していました。

しっかり不安を取り除くのであれば、やはり新品交換をお勧め致します。

今回の車両はお客様納得の上で新品交換となりました。

このパイプの名称はインレットチューブ。

しかしこのインレットチューブ、良く割れますね～(-_-;)

交換後はエンジンの調子は元に戻り、吹きあがりも問題ありませんでした。

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