【山梨 自動車 修理】スズキ パレット チェックランプ点灯

query_builder 2023/08/05
整備施工事例
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甲府市のお客様より

「走行中にメーター内の赤いランプが点灯したので、このまま走行していても大丈夫でしょうか?」

とのご連絡。

電話口なので、とりあえず点灯したランプの色と形を伺いました。

「赤いランプで四角いランプです。+と-のマークもあります。」

とお客様の返答。


どうやらバッテリーチャージのチェックランプのようです。

このまま走行しているとエンストの恐れがあるので、早急に来店を促しご入庫となりました。

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お客様は幸いにも近くを走行していたので、直ぐにご来店されました。

早速チェックランプを確認すると、確かにバッテリーのランプが点灯していました。

このチェックランプはオルタネーター(発電機)からバッテリーへのチャージ量が不足すると点灯することが大半なので、先ずは充電量をチェックしていきます。

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サーキットテスターでバッテリーの電圧をチェックすると、やはりチャージがされていない数値が見られました。


これはオルタネーターの発電不良が原因が考えられます。

オルタネーターはバッテリーに2V程度の電圧を補填する為の役割をしています。

12Vのバッテリーは単体では12Vの電圧を発生しているのですが、クルマの電装品(エアコンやオーディオ、ライト類など)は12Vを利用して稼働しています。

12を12で利用すると電気は消費されるだけで0となってしまうので、バッテリーだけの電気だと充電不足となり走行中でもエンストしています。


それを防ぐ為に電装品を利用しても常に12V以上を保つように、他から電気を補填する為の発電機がオルタネーターになります。

オルタネーターから充電されていない事も確認したので、原因はオルタネーターと判断し修理となります。

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オルタネーター本体の修理も可能ですが、今回はリビルト品に手交換となります。

狭いスペースからオルタネーターを外します。

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古いオルタネーターをリビルト品

走行距離から考えるにオルタネーター内のブラシの摩耗でしょう。

リビルト品を車両に取付ます。

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取付けた後、発電量をチェック。

しっかりチャージされている数値が出ています。

メーター内のランプも消え、発電もされているので作業は完了となります。


バッテリーにチャージされていない状態で走行すると、やがてエンストを起こします。

今回は近場で点灯し、バッテリー自体にも余力があったので工場まで来店が可能でしたが、バッテリーが古く体力がなければ途中で止まっていたかも知れません。


クルマの異常に気付いたら、近場の工場でも良いので早めに対応される事をお勧め致します。


当店ではおクルマに関するご相談を受け付けております。


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原品自動車工業所

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