【山梨　甲府市　自動車修理】ベンツ　デイライト不調 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

甲府市のお客様より

「右ヘッドライト内にあるデイライトとフラッシャーの様子がおかしいので診てほしい」

との事でご入庫。

車両はメルセデスベンツ　A250（H25年　176044）

詳しくお話を伺うと、右のデイライトが消えてしまい、フラッシャーも点灯しなくなったとのこと。

症状は時折表れて元に戻るを来り返した後、どちらも不灯となってしまったようです。

ご入庫時には既に消えた状態のままだったので、先ずは診断機にてチェック。

どうやらヘッドライト内にあるLEDモジュールに不良が出ている様子。

このモジュールはデイライトとフラッシャーに利用しているLEDを制御しているコンピューターですが、この車両のこの部品はよく不良を起こします。

理由は後程の画像で分かりますが、よくダメになる為かネットでも容易に購入できる部品です。

今回はお客様とご相談のうえ、社外品にて交換となりました。

問題のLEDモジュールはヘッドライトの横側にあるので、ヘッドライトを取らないと始まりません。

なので、バンパーも外しヘッドライトを外して行きます。

ヘッドライトが取れました。

ライト内側にモジュールが付いています。

外したモジュールと社外新品のモジュール

純正だと５万円位掛かるのが社外品だと３万円もしない。

安く抑えたい場合はこれでも十分に感じますが、本来は保証もない社外品をお勧めする事は控えたいのが本音です(^-^;

今回の原因のモジュールですが、パッと見はなにも分かりません

・・・が、よく見ると裏側の樹脂カバーに何かスジの様な跡が見えます（画像では上の亀裂の様な跡）

中がどうなっているか樹脂のカバーを外してみます。

基盤の右上辺り、カビの様な跡が見えます。

これは中に水気が入り込んだ跡で、湿気による錆となります。

今回の原因はモジュール内に入り込んだ水気による基盤の腐食。

このモジュールのカバーの密着が悪いのか、ライトに取り付けてある位置が悪いのか、いずれにしても水気が侵入してしまう作りになっている事は確かですね。

この症状が出る事は多々あるので、同じような症状の場合はこのモジュールを疑って下さい。

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