【山梨 自動車 修理】トヨタ ウィンダム オイル漏れ修理

query_builder 2023/07/08
整備修理施工事例
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甲府市の同業者様より

「エンジンオイル漏れをしているクルマを修理お願いできますか?おそらくクランクのリアオイルシールからだと思うけど、他も有るようなら一緒に直して欲しいです」


入庫した車両はトヨタ ウィンダム(H8年 MCV21)

27年前の車両なので、オイル漏れが起きても不思議ではないですね。


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リフトアップして下側から漏れている箇所の確認をしたところ、同業者様が言っていた通りクランクのリアオイルシールよりエンジンオイルが漏れているのが見られました。


クランクのリアオイルシールはミッションと結合するエンジンの後ろ側にあるので、エンジンを下ろさないと作業が出来ません。

オイルシール自体は安い部品ですが、エンジンの脱着があるので作業工賃はそれなりに高くなります。


オイルシールのもれは経年劣化が主な原因で、初期の滲み程度であればオイルの添加剤で暫くの間は誤魔化す事も出来ますが、この車両は手遅れなので新品で交換します。

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クランクのリアオイルシールの漏れは確認できたのですが、その他にもオイル漏れを起こしている箇所を見つけました。


パワーステアリングを操作するステアリングギアボックス(ラック&ピニオン)よりパワステのオイルが漏れていました。

ここはギアボックス自体の交換となります。

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オイル漏れが複数ある事をお伝えしたところ、お客様より了解を得たので作業開始となりました。

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エンジンを降ろす為に、エンジン側に繋がる配線を外さないとなりません。

最近の車両はエンジンルーム内で配線の切り離しが出来る物が多くなっていますが、ひと昔前の車両は車内まで配線が繋がっているので少し厄介です。


この車両も助手席のダッシュボード奥にまで配線が来ています。

これらを外した後、エンジンを降ろす作業に移ります。

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エンジン&ミッションをゴッソリと降ろしました。

ここからミッションとエンジンを分けて、目的のオイルシールを交換します。


その前に、降ろしたことで発見した不具合個所がまた一つ

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エンジンの中を通るウォータージャケットのウォータープラグ(メクラ蓋)から冷却水の漏れも発見。


車両に載ったままの状態では見えにくい場所だったので、降ろした状態になって気付きました(^^;

このまま放って置くとエンジンの焼き付きなどの原因となるので、作業し易いこの状態の時に交換を致しました。

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ミッションとフライホイールを外すとエンジン側に当初の漏れの原因、クランクのリアオイルシールが見えます。

漏れている後も確認出来ました。(茶色のリング)


こちらを交換しないと今回のオイル漏れは防げません。

これだけの部品を交換するのに2日ほど掛かりました(^^;

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もう一つのオイル漏れ、ステアリングギアボックスもエンジンを降ろした状態での交換はスムーズです。


今回は新品のギアボックスではなくリビルト品にて費用を抑えて交換しました。


全ての交換作業を終え、再び車両へ組み付けた後、試乗などをして漏れもなく問題ない事を確認して納車となりました。


後日、同業者様よりお客様が喜んでくれたことのご報告を頂き今回の作業は完了です!(^^)!

27年間、乗り続けた愛車もしっかり整備すれば現役で乗り続ける事が出来ます。


当店では古い車両の整備も請け負います。

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