【山梨 自動車 整備 修理】ハスラーハイブリッド 足回り交換

query_builder 2024/04/26
修理施工事例
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お客様より

「走行中に縁石にタイヤをぶつけてしまった。その後、ハンドルが傾いたまま真っすぐに走らないので怖くて乗っていられない。修理をお願いしたいので引き上げてもらえますか?」

とのご連絡。


ご入庫した車両はスズキ ハスラーハイブリッド(R4年 MR92)

ハンドルの傾きが酷く、左側のタイヤが外に向いているので、定位置に持っていくのが難しい状態でしたが何とかリフトアップ。

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ハンドルが傾く位の損傷となるので、足廻りをチェック。

ステアリングの動きをタイヤに伝えるタイロッドが曲がっています。

こうなるとタイヤは真っすぐを維持する事が出来なくなり、まともに走行する事は出来ません。

ハンドルを真っすぐ保つと右のタイヤは正面に向いていても、左側のタイヤは左に開いている様な状況となります。


しっかりと走行できる様に修理しますが、ここまで来ると交換作業となってしまいます。

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衝撃で曲がってしまったのはタイロッドと呼ばれる個所ですが、衝撃が他の部分にも影響を及ぼしている可能性があります。

このタイロッドはステアリングギアボックス(ステアリングラック)に取り付けられており、タイロッドのみの交換も可能です。

ただし、目で見えない破損の可能性がある限り、そこだけの交換で元通りに修復できるとは言えません。

ギアボックスへの影響も必ずあるので、お客様にご説明し、ギアボックスも同時交換させて頂きました。

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曲がってしまったタイロッド、ギアボック以外にタイヤを取り付けているその他の部分も衝撃の影響がある可能性があったので、ステアリングナックル、付随するハブベアリングとロアアームも交換しました。

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交換作業が終わったら終了ではなく、ハンドルの中立位置など診断機を使いデータのリセットを行います。

先進安全装置の取り付いている車両は、足廻りなどの修理をした場合、走行性能のチェックは勿論、コンピューターへの情報修正も行わないとチェックランプが点灯し、走行時の不具合を起こす可能性があります。

その為、交換作業等の後、必ず診断機にてチェックやリセット作業を行います。


全ての作業を行った後、走行テストを行い、問題なく真っすぐ走ることを確認後、納車となりました。


最近の車両はとかく一手間掛かるので、その分、修理費も大きくなる傾向にあります。

新車などは何が起きても良いように車両保険に加入しておくことをお勧め致します。


当店ではおクルマに関するご相談を受け付けております。

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