【山梨　福祉車両改造】ニッサン　ノートハイブリット　手動運転装置取付　 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

当店は山梨県甲府市で福祉車両の後付け改造事業を行っています。

後付け改造事業とは、一般車両に後から必要な補助装置を取付け、福祉車両としても利用できる様に改造する事です。

今回は日産ノート　ハイブリット（HE12)に手動運転装置を取付けた事例です。

河口湖町のお客様より

「両足の足先に痛みを感じるようになり、ブレーキ、アクセルの操作が今まで通りの感覚で出来なくなっています。このまま運転を続ける事が不安なので、手でアクセル、ブレーキ操作が出来る装置を取付ける事は出来ますか？」

とのご相談を受けました。

お客様は女性の方で、免疫用の注射を行った後から足先に違和感を感じる様になり、歩行は可能ですが運転時など一定の体勢でしばらくいると、足先に痛みを感じる症状が出て来るそうです。

運転判断は問題ないと思われましたが、足先の痛みでアクセル、ブレーキを正常に行えない事は、運転能力的に安全と言えません。

ご相談を伺い、当店で取扱っている手動運転装置、BraunAbility社製「カロスピードメノックス」のお取付となりました。

この手動運転装置はフロアタイプ（床面設置型）で、手動運転装置では主流のプッシュプル（押してブレーキ、引いてアクセル）方式の製品となります。

初めて利用する方でも、少しの練習で容易に操作ができるので、今回のお客様もこちらの製品を選択されました。

女性という事で、運転ポジションの座席位置は前方気味で装置の取付位置に気を配ります。

このカロスピードメノックスの特徴の一つは、車両に合わせて位置決めをする国産メーカーの手動運転装置と違い、ドライバーの運転ポジションに合わせ取付が可能という所です。

お客様の利用し易いポジションを話し合いの中で決めて行き、希望の位置へと取付けます。

ドライバーの運転しやすいポジションで操作する事は、運転時の安心安全の確保、疲労の軽減などに繋がります。

取付完了後、お客様と一緒に操作と走行の確認を致しました。

「足の痛みが気になり、運転に集中できず不安な思いで運転をしていたけど、この装置のおかげで、また楽しく運転が出来そうです。」

とのお言葉と笑顔を頂きました。

これからも安全運転でカーライフを充実させて頂ける事と思います(^^)

当店では怪我や病気、生まれつきのハンデがある方にむけて、自立運転のご相談を受け付けています。

また、クルマの乗降りに悩んでいる介助介護をされる方からのご相談も受け付けております。

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