【日産自動車　修理　山梨県】エクストレイル　エンジンオイル漏れ修理 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

山梨市のお客様より

「エンジンオイルが漏れている様なので診て欲しい」

とのご連絡。

ご入庫の車両は日産　エクストレイル（Ｈ18年　ＰＮＴ30）

エンジンの上からだと漏れの個所が見当たらなかったのでリフトアップして確認。

オイルパンがエンジンオイルで汚れているのが分かり、どうやらクランクプーリーのオイルシールから漏れている様子。

タイヤを外し、ライナーカバーを取ってみると、クランクプーリーを中心にエンジンオイルの飛散を確認出来ました。

やはりクランクプーリーのオイルシールと判断し、交換となります。

オイルシールの交換はクランクプーリーを外せば直ぐに交換できるのですが、補器類を回すためのベルト類を外さなければクランクプーリーが取れません。

ベルトを見るとベルト自体の劣化でひび割れが出ている事が見れたので、お客様にお伝えし、オイルシールと同時にベルト類も交換となりました。

ベルトを外し、クランクプーリーの取付ボルトを外せばプーリーが出てきます。

クランクプーリーの奥にオイルシールがあるので、それを新品に交換です。

クランクプーリーを外して所を見ると、エンジンオイルがプーリーの回転に伴い円を描いて飛散している事が分かります。

クランクプーリーのオイルシールは劣化するとゴムが固くなり、ヒビ割れを起こします。

そのヒビの隙間からエンジンオイルが漏れて来ます。

新品のシールと交換し、ベルトも新品に替え、エンジンを稼働させて、シールから漏れがない事を確認して作業は終了です。

エンジンには数か所この様なシール等でオイル漏れを防ぐ個所がありますが、経年や走行状況によって劣化致します。

オイル漏れを放っておくと最悪エンジンが焼き付きを起こし、大きな金額の掛かる修理となってしましますので、漏れに気づいた時は早めに修理をしましょう！

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