【笛吹市　自動車　修理・整備】スバル　インプレッサ　エアコン修理 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

笛吹市の同業者さんより

「エアコンのガスを注入しようとしたら、エアコンのパイプよりガスが漏れている様なので様子を見て欲しい」

との事でご入庫。

車両はスバル　インプレッサ（Ｈ22年　ＧＲＦ）

話しを伺うと、エアコンが効かないと入庫した様で、ガスの量が少ないから真空引き後にガスを入れたそうです。

すると、エアコンのパイプ付け根からガスが漏れてくる様子が見れたので、恐らくパイプの付け根のＯリングがダメだと思うが、一応こちらでも確認して欲しいとの事でした。

実際にガスは抜けている様なので、どこから抜けて来るのか確認します。

先ずは真空引きをした後、マニホールドのゲージを確認。

－圧力から徐々に元の気圧に戻ります。これで漏れがある事は確定。

パイプの付け根とは言われていたが、こちらでも一応確認の為にもう一度真空引き後にガスを一本注入。

すると直ぐにガス漏れの音が・・・

音の出所を確かめると、室内側とパイプが外側のパイプが入るエキスパンションバルブの付け根からガスが漏れているのが目視でも分かりました。

漏れの原因がパイプにあるＯリングの劣化かどうかは外して交換しないと確認出来ません。

もしかしたら他の原因もあるかもしれないので、先ずはＯリングの交換。

エキスパンションバルブの所のＯリングはもちろん交換するのですが、コンプレッサーや外側に使われているＯリングも一通り交換します。

漏れが他からも出ている可能性もあるので。

Ｏリング交換後、真空引きをしてマニホールドのゲージを確認。マイナス圧をキープしている様なので、さらに時間をかけて真空引きを行い、しばらく放置。

マイナス圧のキープが保たれている事で漏れが塞がっている事が分かります。

最後にエアコンガスを規定量注入し、エアコンから冷たい風が出て来る事と漏れが無くなっている事を確認して作業は終了です。

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