【山梨　修理　車検】シボレートレイルブレイザー　足回り異音 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

当店をご利用頂いている甲府市のお客様より

「最近足回りからコキコキ？ガキガキ？という様な音がする様になって来たので、不安だから診て欲しい」

とのご連絡。

早速ご入庫頂き、様子を伺います。

車両はシボレー　トレイルブレイザー（H19年　T360G）

先ずは試乗し、音の様子を確認します。

段差のある場所などでゴツゴツとした感覚と音が、ハンドルの切り替えし時にはコツっとした感じの音が聞こえていました。

車両を上げて足回りのチェックをすると、フロントのアッパーアーム取り付け部分のブッシュが切れているのが確認できました。

多少の亀裂であれば、地面からの衝撃も受けてくれるのですが、完全に破れてしまい、アーム自体もガタツキが出ていました。

こうなってしまうと流石に交換となります。

また、ハンドル操作に連動するタイロッドエンドにもガタツキがあったので、一緒に交換致します。

足回りを一通り外してアッパーアームを交換します。

今回左右のアッパーアームを交換したのですが、左側のアームは前側の取付ボルトがボディーと当たってしまい、どうしても抜けてこない(-_-;)

ボルトが抜けなければアームを外すことも出来ず悩んでいましたが、色々調べた結果、ボディー側の一部を削ってボルトを抜く様になっていました。（マジか・・・）

仕方ないのでボディー側を支障の無い程度に削り、何とかボルトを抜き、アームを取る事が出来ました。

完全にブッシュが落ちてしまっています。

これでは少しの揺れでも異音が出ても不思議はありません。

新しいアームを取り付け、元に戻していきます。

削ったボディー側からのボルトもすんなり入る様になって作業はスムーズに進みました。

削った個所は錆が出ないように塗装をしておきました。

ガタのあったタイロッドエンドも交換。

アッパーアームのボールジョイントも同時交換し、全て組み終わった所で試乗確認。

ガタツキの感覚も異音も無くなった事を確認し、今回の作業は終了です。

当店では輸入車の車検整備も随時行っております。

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