【ルノー　車検　修理　山梨】カングー　ドライブシャフトブーツ交換 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

甲府市のお客様で車検にてご入庫

車両はルノー　カングー（H16年　KCK4M）

車検にて点検時に右側フロントのドライブシャフトブーツが割れていたので交換です。

一般の方は通常車両の下廻りを覗く事はそうそうないと思いますが、下廻りには幾つものゴム製品を利用しています。

その様なゴムの部分などが割れていると、車両に不具合を起こす原因となりますし、当たり前に車検は受かりません。

割れたドライブシャフトブーツです。

ドライブシャフトはミッションからタイヤに回転を伝える部分となり、シャフトブーツの中は等速ジョイントが組み込まれています。（等速ジョイントについての記載は長くなるのでググって下さいｗ）

ブーツの中にはグリス（固めの油）が入っており、タイヤの回転や屈折で負荷の掛かるジョイント部の潤滑などを担っています。

ブーツが破れてその中のグリスが少なくなると、最悪の場合焼き付きを起こす事もあります。

ドライブシャフトブーツの破損は大半の場合、経年劣化によるものとなり、定期的な点検で割れを見つける事が出来ます。

放置した状態が進むと、ハンドルを切って動いていると「コロコロコロ」や「ゴリゴリゴリ」と言った異音が聞こえる事があります。

こうなると最悪の手前まで来ている可能性があるので、早めに整備工場で修理か交換をお勧め致します。

割れたブーツは外側（タイヤ側）ですが、ミッション側も外し、ミッション側から分解してブーツを交換します。

この車両のシャフトとジョイント部の嵌め込みが意外と硬くて抜くのに少し手こずりました(^^;

割れたブーツを新品に交換し、ドライブシャフトブーツの交換は終了です。

車検はもちろん無事に受かり納車となりました。

当店では輸入車の車検整備も受け付けております。

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