【甲府市　車検・整備・修理】トレイルブレーザー　車検その他 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

甲府市のお客様

シボレー　トレイルブレーザー（Ｈ19年　Ｔ360Ｇ）が車検でご入庫

整備点検をしたところ、フロントスタビライザーリンクのブーツが割れているのが確認されました。

ブーツが割れたままですと車検は受かりません。

部品を取寄せ交換となります。

ブレーキオイルもしばらく好感されていない様で、劣化がみられたので交換。

ブレーキオイルが劣化すると最悪ブレーキが利かなくなる可能性が出て来ます。

出来れば車検ごとに交換をお勧め致します。

サイドブレーキの引きしろも緩く、そのままではブレーキの検査も落ちる可能性があったので、サイドブレーキの引きしろも調整し直しました。

リアのディスクローターを外し、アジャスターを回す事で調整できます。

車検ご入庫時にお客様より

「エンジンを掛けるとエアコンの中からコトコトと暫く音が聞こえる。何が悪いのか一緒に診て欲しい」

とご要望を伺っていました。

確かにイグニッションＯＮでエアコン付近よりコトコトと音が聞こえていました。

音の出る場所やタイミング、その他の様子からブロワーの風向きを変える為の機械がおかしいと思い、確認の為にあれこれ外し、その箇所が見れる様にします。

足元のカバーを外し覗き込むと、その機械（アクチュエーター）が見えます。

と、言っても狭い空間に頭を突っ込む感じで覗かないと見えないので、結構きつい体勢になりますｗ

覗き込むとアクチュエーターが見えます。

イグニッションＯＮするとアクチュエーターの動きが確認でき、本来ならアクチュエーターのギアの角度が変わるはずが、ギアの付け根が空回りしていて、その都度コトコトと音を立てていました。

どうやらアクチュエーターのギアを固定しておく樹脂の部分が破損して空回りしていた様です。

風向きを変えるフラップの方は問題ないようなので、アクチェーターが不良と判断し交換します。

アクチェーターは見えていたのですが、奥の方にあるので、何とか手が届く様に覗き込む為のスペースを作ります。

アクセルを外すと更に見えやすくなります。

アクセルを外すと次にエアコンの通風孔を取外すと、何とかアクチェーターに手が届く様になりました。

5.5ｍｍのソケットでアクチェーターを止めているボルトをチョコチョコと頑張って回してようやくアクチェーターを外す事が出来ました。

新品のアクチェーターを取付けて確認すると、問題なく稼働し、異音も無くなってくれました。

車検も無事終了し異音も無くなった事で、お客様も喜んで頂けました。

当店では輸入車の車検整備も受け付けております！

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