【車検・修理　甲府】Mini　クーパーS　パワステポンプ交換 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

BMW　Mini（RA16)のパワステポンプ交換です。

中央市のお客様より

「ハンドルを切るのが重いのと、オイル漏れがある様なので診て欲しい」

との事でご入庫です。

『このところ輸入車の入庫が続くなぁ』などと思いつつ、車両を上げてオイル漏れを見てみました。

上げてみたところ、パワステポンプからオイル漏れがあるのが分かりました。

このMini、パワステオイルを入れて置くサブタンクのホースよりオイル漏れを起こす事があります。

今回もホースを止めて置くバンド周辺からのオイル漏れでした。

サブタンク内のオイルも少ない状態なので、お客様の「ハンドルが重い」がオイル不足によるポンプの焼付きかとも考えられるので、一度オイルを足して確認しました。

オイル不足でしばらく経っていたのでしょうか、残念ながらポンプの焼き付きも確認できました。

お客様に内容をお話させて頂き、作業となりました。

エンジンオイルが不足すると、メーター内に警告灯が点灯しますが、パワステなどはそれがありません。

ただ、パワステなどはオイルが不足するとエンジンの掛け始めやハンドルを切ると異音が出て来るので、もし異音がしだしたら、早めに点検をする事をお勧め致します。

対応が早ければ大きな部品交換にならずに済む事もあるので。

作業途中の写真を撮り忘れていました(~_~;)

作業は全て下側から出来ます。

メンバー裏側からのネジがあったりポンプのブラケットが取り辛かったりとしますが、全体では然程難しくはありませんでした。

ポンプとファン、もともとの原因のホースを交換しました。

パワステオイルを入れ替えた時など、油圧式のパワステにはエア抜き作業を必ず行います。これをしないと異音が出るのと、最悪はポンプの焼き付きになります。

交換作業後、エア抜きをしっかり行い、ハンドルの動きが軽い事やオイル漏れなどが無い事を確認して作業終了です。

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