【甲府市　自動車修理】日産　キューブ　エンスト修理 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

甲州市のお客様より

「エンジンが掛からない時があり、メーターの中のチェックランプも点灯しているので何がおかしいのか診て欲しい」

との事でご入庫です。

車両はニッサン　キューブ（Ｈ15年　ＢＺ11）

入庫当時はエンジンは掛かっていましたが、メーター内のチェックランプは点灯していました。

チェックランプが点灯しているので、何が切っ掛けかはスキャンツール（故障診断機）で確認する事が出来ます。

診断機で故障コードを確認するとカム角センサーの異常が出ていました。

カムのセンサーはエアーフィルターのケースを外すと、シリンダーブロックの脇に付いているのが見えて来ます。

診断機の状況とあっているかセンサーの単体検査をします。

が、センサーがエンジンオイルで汚れが激しいので、カプラーなどの様子も見つつ、作業を進めます。

配線カプラーにもオイルが入り込んでいる様でしたが、綺麗に拭えば問題ないと判断。

カムのセンサーを点検し、結果センサーの不良となりました。

このセンサーはカムシャフトの位置を判断して、最適な点火タイミングを検知します。

不具合を起こすと、エンジンの掛け始めの初爆タイミングが計れず、エンジンが掛からないなどの症状がでます。

センサー自体の不良ですので、新品に交換です。

交換後、幾度かエンジンを掛けて問題なく掛かる事と、エンジンのチェックランプも消えている事を確認して納車となりました(^^)

年数の経った車両や走行距離が多い車両は、この様なセンサー不良が起こる可能性があります。

少しの不具合でも途中で止まってしまう可能性がありますので、その様な症状が出たら、お近くの整備工場で診て頂く事をお勧め致します。

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