【山梨 整備・部品持ち込み】BMW Mini 足廻り色々&クラッチ交換

query_builder 2022/11/04
車検整備修理カスタム施工事例
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甲斐市のお客様より

「乗っているMiniのクラッチの繋がりが悪く、動かすのがやっとな感じです。走行キロ数も乗っているのでクラッチのオーバーホールをお願いしたいです。

 それと、足廻りにも色々ガタが出来ている様なので、一緒に交換したいと考えているのですが、部品は持込でも可能でしょうか?」

当店では部品持ち込みの整備もOKです。

との事でご入庫。


車両はBMW Mini(RA16)

お客様と直接話をし作業の内容を確認後、お見積もりを提示させて頂き、承諾頂いた後、作業を開始しました。


以下、画像と共に作業内容を載せて行きます。

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クラッチを降ろしたり足廻りの作業をするので、先ずはフロントクロスメンバー(以後メンバー)を降ろします。

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クラッチを降ろす為に外したドライブシャフトのブーツも割れているので交換します。

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諸々の作業をしやすくする為に、エンジンごとゴッソリ降ろしました(^^)

この車両はフロントからエンジンを引き出す感じで降ろす感じになります。

さて、作業をし易いスペースが出来たので、どんどん他を進めて行きましょう!

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フロントとリアのショックアブソーバも持ち込みの物と交換します。

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ブレーキパットとローターも後程新品に交換です。

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お次は最初に外したメンバーに着いているロアアームのブッシュやボールジョイントなどを交換します。

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ロアアームのコントロールブッシュが割れています。

これは左右社外品の部品に交換です。

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取付後のコントロールブッシュ(紫のヤツ)

嵌め込みの様子などは撮り忘れていました(^^;

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ロアのボールジョイントも取り易い状態で交換。

足廻りが一通り終わったので、メンバーを車両に戻せるように組んでおきます。

今度はクラッチに進みます。

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エンジンとクラッチを割り、エンジン側にあるクラッチ板を外します。

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外したクラッチ板と新品のクラッチ板

溝の深さが違います。

この溝が少なくなるといわゆる「滑る」症状となります。

今回のお客様が最初に言っていたのは「クラッチの繋がりが悪い」なので、「滑る」とは違います。


確かにクラッチ板の溝は少ないですが、これ位の溝があればおそらく酷い滑りではないと思い、他に原因があるのではと思いました。

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今回のクラッチの繋がり不具合の原因はコレ

スラストベアリングを押し出すレリーズフォークが破損していました。

この部品の説明は長くなるので割愛させて頂きます(^^;

とにかく、これが壊れるとクラッチの切れが悪くなる、もしくは切れなくなる事があります。


これらの部品を交換して、凡その作業は終わります。

ちなみに今回の全ての作業の中で一番手間が掛かったのは、このレリーズフォークの交換でした。

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クラッチオーバーホール後、エンジンを車両に戻し、最後にブレーキパットとローターを交換た後、走行確認し一連の作業が終了となりました。


当店ではお客様の部品持ち込み作業も承っております。

車検整備、修理などおクルマに関すること、何でもお気軽にご相談下さい(^^)


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原品自動車工業所

住所:山梨県甲府市向町394-2

電話番号:055-235-0375

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