【山梨　車検・整備】ルノー　カングー　車検 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

当店ホームページを観て頂いた甲斐市のお客様よりルノー　カングー（H27年　KWH5F）の車検を承りました。

点検の結果、リアゲートにあるハイマウントのストップランプが不灯となっており、このままでは車検に受からないので整備します。

他の箇所については今後のトラブルなどを考慮して早めの交換をした方が良い部品をご提案させて頂きました。

車検に受からない部分はストップランプ以外無かったのですが、せっかく車検でお預かりしているので車両の利用状況などをお伺いし、お客様とのご相談のうえ作業に入ります。

点検項目の整備に入る前に、先ずはストップランプの不灯の原因を探る為、ハイマウントランプを外します。

ランプ内のバルブ（ストップ球）が玉切れしているだけなら、バルブ交換で済みますが、配線トラブルなどが起こっていると作業は修理や修正となり、時間も掛かってしまいます。

後回しにすると見積もり金額や時間配分が崩れる可能性がある場所からチェックして行きます。

この車両のハイマウントランプの取外しは簡単で、ゲート内側にあるグロメット（ゴムのフタ）を二か所取るとランプを固定しているツメが見えます。

そのツメをマイナスドライバーなどで押す様に抉ると外側に外れます。

ハイマウントランプが取れたので、バルブをチェック。

目視でも分かりましたが、中のフィラメントが切れていました。

バルブ切れを判断し、新しいバルブと交換。

ランプを戻す前に一応ブレーキを踏んで点灯するか確認。

しっかりと点灯する事を確認したので、ランプを戻してここは終了。

点検時にホコリが詰まっていたエンジンのエアーフィルターも交換します。

エアーフィルターの詰まりはエンジン不調や燃費不良に繋がるので、マメな清掃や交換をお勧め致します。

フィルター繋がりで、室内のエアコンフィルターも交換しました。

運転席側のフットレスト奥辺りにフィルターのフタがあります。

ここのネジを外しフタを取ればフィルターが見えて来ます。

ただ、フィルターを出し入れするのにブレーキブースターが少し邪魔です。

フィルターは２分割で入っているので、上手く入れないと下の画像の様に折れて入り込む事になってしまう為、慎重に入れていきます。

外したエアコンフィルターです。

恐らく以前交換の時に無理やり入れたのか、一部が折れ潰れてしまっていました。

エアコンフィルターは清掃不可となっているので、こちらのフィルターは定期的な交換をお勧め致します。

エアコンフィルターの詰まりは送風口からの異臭や風量が弱くなるといった症状がでますのでご注意を。

当店では輸入車の車検・整備、修理も承っております。

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