【左アクセルペダル　山梨県】ホンダ　ライフ　左アクセルペダル取付 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

病気やケガなど何らかの理由で、健常者と同じように自動車を運転する事が困難な方たちがいます。

その方たちが自立して自動車を運転する為には運転補助装置が必要となる場合があります。

当店は山梨県では数少ない運転補助装置を後付けする福祉車両事業を行っております。

今回はディーラー様からのご相談で、お客様の車両へ左アクセルペダルを後付けした事例です。

改造車両はホンダ　ライフ（Ｈ18年　ＪＢ7）

「お客様が病気を患い、後遺症で右足の力が弱くなってしまった。その為、右足でのアクセル、ブレーキ操作に不安を抱える様になった。左足は問題ないので左足で運転する装置を取り付けて欲しい。」

とご相談を頂き、お客様ともお話を伺い、左アクセルペダルの取付となりました。

当店で取り扱う左アクセルペダルには簡易脱着式、跳ね上げ収納式、電子切り替え式の3種類があります。

それぞれの特徴や金額などの違いがありますが、どれも通常のアクセルが利用出来るようになっており、健常者の方と車両を共有できる改造となります。

お客様との話し合いの上、今回は脱着式の左アクセルペダルを取り付ける事になりました。

左アクセルペダルを取り付けた様子です。

左アクセルペダルは文字通り左側にアクセルペダルを取り付け、通常のアクセル操作を左足で行う装置です。

その為、ペダル取付位置にフットレストやパーキングブレーキがある場合はペダルの邪魔になってしまう為、基本的にはカットや手動式パーキングブレーキに追加改造が必要となります。

今回のライフはパーキングブレーキが足踏み式だったので、左アクセルのペダル位置に邪魔となればカットして手動式パーキングブレーキへの改造が必要でしたが、左アクセルのペダル位置にそれなりにスペースがあり、左足でペダルを踏む事がギリギリ出来るスペースがありました。

その為、お客様の意向でパーキングブレーキは改造無しの取付となっています。

左アクセルペダルとパーキングブレーキの間に左足の稼働させるスペースがあるとはいえ、靴を履いて踏む為ギリギリのスーペースとなってしまいます。

アクセル操作時に誤ってブレーキなどに左足が引っかかったり、アクセルのつもりでブレーキを踏むような事があれば危険です。

その為、ギリギリのスペースを少しでもゆとりが出来る様に、パーキングブレーキの位置を若干左へオフセットさせて頂きました。

お客様のご要望で追加したステアリングの旋回ノブを取り付けて作業は完了です。

アクセルペダルの改造終了後、実際に利用されるお客様へ、ご説明と利用上の注意点などをお話しさせて頂きました。

パーキングブレーキとの隙間も問題なさそうです。

お客様からも嬉しいお言葉を頂きました(^^)/

慣れない左アクセルの操作で最初は戸惑う事もあると思いますが、慣れれば普通のアクセルと全く変わりはありません。

お気をつけてカーライフを楽しんで頂きたいと思います。

当店ではおクルマの運転に不安や不便を抱えている方からのご相談を受け付けております。

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