【甲府市　自動車　車検・修理】ＢＭＷ　Ｍｉｎｉ　エンジン不調 | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

甲府市のお客様より

「エンジンのチェックランプが点灯し、エンジンが吹けなくなってしまったので修理して欲しい」

との事でご入庫

車両はＢＭＷ　ＭＩＮＩ　クーパーＳ（Ｈ22年　ＭＦ16Ｓ）

エンジンチェックランプが点灯しており、エンジン始動不良やアクセルの吹き上がり不良などが症状として出ていました。

テスターでエラーをチェックすると・・・

出るわ出るわ。関係性のありそうなコードと関係なさそうなコード(^^;

吸気系統な感じの症状ではありますが、もう少し的を絞りたいので一旦全てをクリアーし、再びチェックランプが点灯するまで試乗しました。

暫く問題なさそうな感じで試乗していたのですが、ある所でエンジンがパワーダウンしたような感じになり、アクセルを踏んでも吹き上がらなくなりました。

同時にチェックランプも点灯です。

テスターで再び読み込むとチャージ圧不良の診断が。

故障コードから不良個所の特定をすると、どうやらタービンのブースト圧をコントロールするバルブが不良の様子。

早速交換作業をと思いコントロールバルブが付いている場所を確認すると・・・

いや、全然みえないんですけど(>_<)

エンジン上側からみるとインマニの下側、車両下側から覗くとセルモーターの奥。

いやいや、本当、見えないって・・・

インマニ外したりしなくちゃダメなのかなぁ

インマニとか外すと相当手間が掛かりそうなので、何とか覗ける車両下側からアクセスす事を選択。

セルモーターの配線を外し、少しづつコントロールバルブが見える様に周りのホースやコネクターを外しなど、狭い空間と何とか戦い、バルブ本体を取り出す事に成功！

また取付ける時も格闘しそうな予感はさておき、新品に交換です。

外したコントロールバルブと新品です。

新品の取付に苦労するかと思いきや、意外と取付はスムーズに行う事が出来ました(^^)/

取付後、メーターのチェックランプを消去し、しばらく試乗した後、不具合が出なくなった事を確認し作業は完了となりました。

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