【車検・整備　甲府】スズキ　エブリイ　クランクシール　オイル漏れ | 山梨で福祉車両への改造をはじめとした自動車事業に関する様々な情報を配信

スズキ　エブリイ（DA64V)のエンジンオイル漏れ修理です。

当店は郵便局の車両保守店となっており、町で見かける郵便局の赤いクルマの整備も行っています。

今回の車両はその郵便局のクルマで、エンジンのオイル漏れ修理を依頼された事例です。

漏れの箇所をチェックしたところ、エンジンの後ろ側とミッションの間から漏れている事を確認しました。

エンジンとミッションの間からエンジンオイルが漏れている原因の殆どは、エンジンの後ろ側にある「リアクランクオイルシール」の劣化です。

この車両もクランクシールからの漏れと判断して、交換作業に入ります。

クランクオイルシールはフロント、リアとあり、フロント側の交換は比較的簡単なのですが、リアを交換する場合はミッションを外さないと交換出来ないので、作業工賃が大きくなります。

ミッションを降ろしてオイルシールにアクセスして行きます。

ミッション側にもエンジンオイルが回っています。

フライホイールを外していくと、エンジンオイルが垂れてき

ました。

フライホイールを外すとクランクのリアオイルシール（茶色のリング）が見えて来ます。

しっかり漏れています。

オイルシールはゴムで出来ているので、経年や過走行によって劣化すると、ゴムの硬化や亀裂などによって隙間が生まれ、そこからオイル漏れを起こします。

新品と交換しミッションを戻し、しばらくエンジンを回して漏れが無くなった事を確認して納車となりました。

自動車には表からは見えない部分にもゴム製の部品を利用しています。

その様な部分からオイル漏れを起こす事がありますので、漏れを見つけたら早めに修理工場に相談して下さい。

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